新生活を迎える方が家具や家電をひとしきり揃えた時に、ぜひ検討したいのがウォーターサーバーの導入です。
毎日利用するお水のこと。飲み水だけでなく料理にも良質な水は欠かせません。
ウォーターサーバーの価格帯はピンキリですが、どうしても価格によって性能は決まってきてしまうもの。
そこで今回は安くてもおすすめなウォーターサーバーを紹介!
それぞれの特徴・内容を分かりやすく比較しているので、ウォーターサーバー選びの参考にしてください!
このページのもくじ
おすすめウォーターサーバー比較ランキング
ここでは、月額料金と初期費用、飲み水の配送料の3点を徹底比較した結果、自宅への導入がおすすめといえるウォーターサーバーをランキング形式で16件紹介します。
おすすめのウォーターサーバー
- 【1位】プレミアムウォーター
- 【2位】コスモウォーター
- 【3位】クリクラ
- 【4位】アクアクララ
- 【5位】フレシャス
- 【6位】Rico
- 【7位】信濃湧水
- 【8位】ワンウェイウォーター
- 【9位】アルピナウォーター
- 【10位】エブリィフレシャス
- 【11位】ピュアハワイアンウォーター
- 【12位】ウォーターワン
- 【13位】リセットタイム
- 【14位】スノーアルプス
- 【15位】サントリー天然水ウォーターサーバー
- 【16位】ウォータースタンド
【1位】プレミアムウォーター
月額料金(24L) | 3,974円(税込み) |
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初期費用 | 無料 |
送料 | 無料 |
卓上型などもあり設計は基本的にスリム。1Rの部屋にも問題なく設置できます。
お水の宅配の予定や内容はアプリで簡単に管理・変更ができ、お忙しい方でも簡単に使うことができます。
【2位】コスモウォーター
月額料金(24L) | 4,104円(税込み) |
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初期費用 | 無料 |
送料 | 無料※北海道に届ける場合は1本につき送料200円(税別) |
新鮮な水を採水後48時間以内に出荷するのに加え、クリーン機能によって天然水の鮮度を保てるので安心。
チャイルドロック機能がついていて子どもの火傷やケガのリスクを最低限まで下げることが出来ます。
水ボトルが下置きなので力がなくても交換がしやすく、ボトルを落とすような心配もありません。
【3位】クリクラ
月額料金(24L) | 2,920円(税込み) |
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初期費用 | 無料 |
送料 | 無料 |
ウォーターサーバーに利用されているボトルは使用後に綺麗に洗浄して再利用しているので環境とても優しくエコです。
水を配達する人は、クリクラの専門スタッフなので水を届けてもらう時に同時に疑問点や不明点を解決することも出来ます。
【4位】アクアクララ
月額料金(24L) | 3,680円(税込み)※ボトル代+あんしんサポート料 |
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初期費用 | 無料 |
送料 | 無料※宅配不可能なエリア有 |
美味しい天然水だけでなく、コーヒーも飲める1台2役が嬉しい魅力。
シュっとしたおしゃれなデザインで、デザイナーズマンション等に置くのもピッタリです。
【5位】フレシャス
月額料金(24L) | 3,254円(税込み) |
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初期費用 | 無料 |
送料 | 無料※北海道に届ける場合は1本につき送料200円(税別) |
人気のdewoや、おしゃれな足元ボトル交換スタイルのslat、小型で省スペースなdewo miniといった豊富な種類があり、用途に応じて選ぶことが出来ます。
ミルクを快適に作れる機能や新しく追加されたコーヒー機能など、天然水を別の用途に利用したい方にとっても打って付けのウォーターサーバーです。
【6位】Rico
月額料金(無制限) | 4,378円(税込み) |
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初期費用 | 無料 |
送料 | 無料※沖縄・北海道・離島は別途費用発生 |
カーボンフィルターとウルトラフィルターの2種類のフィルターを利用して水道水から臭みや不要な物質を除去して美味しい水をのむことができます。
また、定額制なのでどれだけ飲んでも料金は変わらないのも嬉しいです。
【7位】信濃湧水
月額料金(24L) | 3,240円(税込み) |
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初期費用 | 無料 |
送料 | 無料※北海道・四国・九州(沖縄、離島除く):1箱459円(税別) |
水質が超軟水で、赤ちゃんや子どもに飲ませるのにも安心。
更にECOモードを利用することで、最大42%の省エネが可能です。
【8位】ワンウェイウォーター
月額料金(24L) | ¥3,750 |
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初期費用 | 無料 |
送料 | 無料 |
サーバーはレンタル料・初期費用・送料が完全無料。水代のみを支払うシンプルな料金設定となっています。
卓上タイプや掃除ロボット付きタイプ、ボトル下置き型のサーバーもあり、用途に応じて選ぶことができます。
【9位】アルピナウォーター
アルピナウォーターは、北アルプス「爺ヶ岳」の標高1,220m地点から湧き出る原水を使用しています。湧き水を分子レベルのフィルターでろ過しているため、水本来の味わいで飲水できます。
現在、Webサイトから新規申し込みをされた方限定で、初期費用0円+12Lのボトル4本を配送してくれます。
さらに豪華景品が当たるキャンペーンも実施しています。
月額料金(12L) | 1,242円/本 |
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初期費用 | 0円 |
送料 | 無料 |
【10位】エブリィフレシャス
エブリィフレシャスは、専用タンクに水道水を注いで使用するタイプのウォーターサーバーが定額3,300円で利用できます。初回申込時にかかる手数料やサーバーのレンタル料等が初月無料で、以降は3,300円で利用ができるうえ、毎月の水代は毎月支払っている水道代で賄えるので家計的にも助かる一面を持っています。
また1月でボトルを空にしなければならないなどの制約もありません。
月額料金 | 3,300円/月※初月無料 |
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初期費用 | 無料 |
送料 | 0円 |
【11位】ピュアハワイアンウォーター
ピュアハワイアンウォーターは、ハワイで湧き出た原水を分子レベルでろ過した雑味がない天然水を自宅まで届けてくれます。レンタルできるサーバーは、3種類もあり、スタンダードサーバーは、毎月のレンタル料が無料なうえ、初期費用、配送料、定期メンテナンス代もすべて無料で利用できる優れものです。
また配送されてくる水は、3ガロン(11.4L)と2ガロン(7.6L)の選択ができます。
月額料金 | 0円/月 レンタルサーバ―の種類によって料金発生 |
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初期費用 | 0円 水素水サーバーのみ初回導入設置料11,000円が発生 |
送料 | 0円 ※本州:385円(税込)/箱 北海道、四国、九州:660円(税込)/箱 |
【12位】ウォーターワン
ウォーターワンは、富士山、南阿蘇、島根、沖縄の計4ヶ所で採取できる天然水を提供しています。どの天然水もクセがない軟水なので、赤ちゃんのミルク作りに適しています。
水の配送料は、選択した水の種類と地域によって変動し、月々の料金は、水の配送料と水12L×本数+サーバー代509円×台数で算出されます。
月額料金(12L) | 1,782円(税込み)/月+サーバー代:509円/月 |
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初期費用 | 無料 |
送料 | 水の種類によって変動 |
【13位】リセットタイム
リセットタイムは、徹底された品質管理の元で精製された天然水を自宅までお届けしてくれます。水の配達はサーバーで利用できるボトル2本セットか、2Lか500mlのペットボトル2ケースセットのいずれかから選択ができ、ウォーターサーバーを選択した場合、月々の支払いは、水代のみで済む定額コースになります。
また定期メンテナンス代もサーバー利用であれば、0円で承ってくれるなど、ローコストでウォーターサーバーを利用したい方におすすめです。
月額料金(25L) | 4,277円(税込み) ※12.5Lボトル×2 |
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初期費用 | 無料 |
送料 | 0円 |
【14位】スノーアルプス
スノーアルプスでは、毎月定額で利用できる浄水型サーバーと宅配型サーバーの2種類から契約ができるウォーターサーバーです。毎月の支払いが契約したプラン料金のみで済むので、家計的負担が少ないです。
また、新規契約をされた方に限り、月額料金が最大3ヶ月1円になるほか、初期費用、配送料、メンテナンス代が0円になるキャンペーンを実施しています。
月額料金 | 3,186円/月 ※1箱2ヶ月コース |
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初期費用 | 無料 |
送料 | 無料 |
【15位】サントリー天然水ウォーターサーバー
「サントリー天然水ウォーターサーバー」は、サントリー天然水がいつでも自宅で飲めるウォーターサーバーです。利用できるプランは5つ存在し、年契約によって料金がお得になるプランと、サーバー本体を購入ができるプランがあります。
年契約で得をするなら、最低箱数3箱の5年契約プランの利用が断然お得です。
こちらを契約した場合、月々の支払いが水代のみで済み、2年プランを契約するよりも月324円、年間約3,800円も得するプランになっています。
またサーバー本体を購入する場合、初期費用として59,800円のサーバー本体代が発生し、以降は3,207円の水代がかかります。
月額料金 | 3,726円(税込み)/月(5年プラン) |
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初期費用 | 無料 |
送料 | 無料 |
【16位】ウォータースタンド
ウォータースタンドでは、水道直結型のサーバーのレンタルができるウォーターサーバーです。ウォーターサーバーを利用するとき、ボトルの交換を手間に感じる方が多いです。
当社が貸し出しているサーバーは、水道直結型なので、ボトル交換の必要がない機種になるので、月々の支払いはサーバーのレンタル代と水道・電気代の3つで済みます。
またサーバーの種類も豊富で、卓上型から据え置きタイプのものまで、部屋のスペースに合わせてサーバーの型が選べます。
ただし、サーバーによって性能と月々のレンタル料が異なります。
月額料金 | 2,200円(税込)/月~ ※サーバーによって料金が変動 |
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初期費用 | 無料 |
送料 | 無料 ※北海道・青森・秋田・岩手・沖縄は220円/1セット、石垣・宮古島は715円/1セット |
環境・目的別おすすめウォーターサーバー
自宅に居ながら毎日新鮮な水が飲めるウォーターサーバーを導入するとき、住宅環境や使用目的をもって検討されていますか?
ここでは、住宅環境や目的別でおすすめのウォーターサーバーをご紹介します。
子育て世代におすすめのウォーターサーバー
まずは小さなお子さんや赤ちゃんがいる子育て世代におすすめのウォーターサーバーです。自宅にウォーターサーバーがあると、以下の使用時に活躍します。
- ミルク作りに適した温度で水が使える
- お子さんに飲ませても大丈夫な水を使用できる
- 水ボトルの交換がスムーズに行える
- 業者によって料金がお得になる得プランがある
子育て世代におすすめのウォーターサーバーの特徴は、煮沸殺菌に適した70~75℃の温水が出せる機種です。
この温度が出せるものが、フレシャスの「slat」です。
フレシャス「slat」
フレシャスが有しているウォーターサーバー「Slat」には、エコ機能があり、ボタン1つで煮沸殺菌に適した温度の水が出せます。またボタン操作1つで常温水も飲めるので、薬やサプリメントを飲むときにも便利です。
水が入っているボトルは下地タイプなので、見た目がスッキリなうえ、ボトル交換が容易に行えます。
サーバーレンタル料/月 | 990円(税込み)※条件付きでレンタル無料 |
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水の料金 | 1506円(税込み)/9.3L※1箱2本入り |
初期費用 | 無料 |
送料 | 無料 |
1人暮らし・ワンルーム暮らしにおすすめのウォーターサーバー
1人暮らし世帯にウォーターサーバーは不要と思われがちですが、定期的に天然水ボトルを購入されている方にはウォーターサーバーはおすすめです。とはいえ、ワンルーム、1Kなど限られたスペースに大きなウォーターサーバーを置くのに抵抗を感じる方もいるでしょう。
加えて、毎月飲み切れるのかどうか心配という方もいます。
そんな心配事を解決してくれる1人暮らし世帯におすすめのウォーターサーバーの特徴が以下の3点を兼ね備えていることです。
- コンパクトサイズでスペースを取らない
- 使い捨てボトルを使用している
- 寝室においても気にならない静音設計
中でもおすすめの機種が、プレミアムウォーターのスリムサーバーⅢです。
プレミアムウォーター「スリムサーバーⅢ」
あらゆる世帯に合わせて設計された多様なウォーターサーバーを有しているプレミアムウォーターの中でも、場所を問わず1人暮らし世帯におすすめのが、スリムサーバーⅢショートタイプです。スペース確保が必要なロングタイプとは違い、サイドテーブルの上やデスクの傍に置くなどあらゆる場所におけるため、サーバー専用のスペースを確保するスペースを確保する手間が要りません。
一部のサーバーを除いて基本無料でサーバーレンタルができるため、月々の支払いは水のみで完結します。
サーバーレンタル料/月 | 0円※一部サーバーを除く |
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水の料金 | 3,974円(税込み)/24L(12L×2) |
初期費用 | 無料 |
送料 | 無料 |
省スペースで置き場に困らないおすすめのウォーターサーバー
毎日おいしい天然水が飲みたくても、配置スペースが確保できなかったり、部屋に置くよりもキッチンカウンターに置いて内装をスッキリさせたいという方もいます。そのような方におすすめのウォーターサーバーが、卓上タイプの機種です。
卓上タイプのウォーターサーバーでおすすめのものがフレシャスのデュオminiです。
フレシャス「デュオmini」
卓上型ウォーターサーバー「デュオmini」は、スペース確保が必要なロングタイプの1/3ほどの大きさなので、キッチンカウンターや卓上などに配置できます。高さのみならず、横幅と奥行きもコンパクト設計なので、置き場に困りません。
定期的に配送される飲料水はパック詰めで来るため、力に自信がない方でも簡単に詰め替え作業が行えます。
サーバーレンタル料/月 | 550円(税込み)※初月無料 |
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水の料金 | 999円(税込み)/1パック |
初期費用 | 無料 |
送料 | 無料 |
ウォーターサーバーを利用する3つのメリット
ここでは、ウォーターサーバーを導入するメリットを3つご紹介します。
メリット①冷水と温水がいつでも使用できる
ウォーターサーバー内部には、冷水タンクと温水タンクがそれぞれ設けられているので、いつでも自分が飲みたい温度の水が飲めます。例えば、暑い夏には冷たい水が飲みたいものです。
この時、ウォーターサーバーがあれば冷蔵庫を開けずともすぐに冷たい水が飲めるので、冷蔵庫にミネラルウォーターなどを常備する手間が省けます。
またインスタントコーヒーや紅茶を飲みたい時に必要となるお湯もウォーターサーバーがあれば、お湯をケトルで沸かさずともすぐに飲めます。
メリット②水を買う手間を省ける
コンビニやスーパーで定期的にミネラルウォーターを購入しようとすると、帰りの荷物が重くなることを懸念してつい購入を断念してしまうことがあります。しかし、ウォーターサーバーを導入していれば、定期的に水が配達されるため、わざわざ水をコンビニやスーパーでまとめ買いする手間がなくなります。
メリット③備蓄水になる
地震大国の日本において、水は最も重要な生命線です。電気の復旧は1週間以内で完了する場合が多いですが、水道復旧は3週間くらいかかるケースが多いです。
その間は定期的に来る給水で凌ぐしかありませんが、ウォーターサーバーが自宅にあれば、それを備蓄水として活用できます。
ウォーターサーバーを利用する4つのデメリット
震災時の備蓄水や、料理、薬・サプリを飲むときなどに使用できるウォーターサーバーには様々な用途やメリットがあれば、当然デメリットもあります。
ここでは、ウォーターサーバーを導入するデメリットをご紹介します。
デメリット①配置スペースの確保
ウォーターサーバーを導入するときは、配置するスペースを前もって確保しておく必要があります。サーバーの大きさは、メーカーや機種によって違うので、確保しておくべき大きさも異なります。
省スペースですむ卓上タイプのものもありますが、いずれにしてもサーバーを置くスペースの確保は必須となりますので、そこは前もって考えておく必要があります。
デメリット②月額費用が掛かる
ウォーターサーバーを導入すれば、毎月一定額の費用が発生します。代表的な費用として、以下のものが挙げられます。
- ボトル・パック代
- サーバーレンタル料
- 電気代
- 配送料
- サーバーメンテナンス代
ウォーターサーバーを導入するときは、複数のメーカーの見積もりをチェックして、自分の生活に無理のない料金体系のメーカーやプランを選びましょう。
デメリット③ボトル交換作業が大変
ウォーターサーバーの水が入ったボトルの容量は、一般的に12Lのものが多いので、その重さは12Kgになります。力が弱い方にとってボトル交換は重労働になるので、交換作業そのものが億劫に感じることがあります。
少しでも作業を楽にしたい方は、ボトルを入れる位置が下にあるタイプの機種や軽量ボトルやパック詰めタイプのものがおすすめです。
デメリット④解約金の発生
ウォーターサーバーには、契約期間や解約金などの条件が必ず定められています。思わぬ出費が発生しないようにするためにも、契約するときには必ず目を通しておきましょう。
自分に合ったウォーターサーバーを選ぶ3つのポイント
ウォーターサーバーは多くの種類がありますが、初めての方はそれぞれの違いが良く分からないという方も一定数います。
水質やボトルの交換しやすさ、コーヒーなどのオプション機能は実際に使ってみないとその使い勝手が分からない部分も多く、迷いますよね。
そこで今回は、ウォーターサーバー初心者がまず抑えておきたい、3つのポイントを紹介します。
月額費用はいくらか・費用に何を含むか
まず注目したいのが、ウォーターサーバーごとの費用の違いです。ウォーターサーバーにもよりますが、水代以外の費用も含むものが少なくありません。
更に、定額制のプランやそうでないものなど、料金の仕組みも少しずつ異なります。
他の人は口コミで安いと言っているけど、自分の生活水準、もしくは価値観に照らし合わせると決して安くない…ということも十分あり得ます。
導入してから後悔しないように、しっかりシミュレーションをしておきましょう。
自分にとって使い勝手が良いか
ボトルを交換する位置やボタンの配置、煮沸機能やコーヒー機能の有無など、メーカーによって使える機能は異なります。機能は多ければ良いというものではなく、紛らわしいボタンを子どもが誤って押すリスクなども考慮する必要があります。
毎日何度も利用することを考えると、ちょっとした使い勝手の違いを把握しておくことも決して無駄ではありません。
デザイン性・形状が良いか
家電として室内に置くわけですから、デザイン性も重要です。できればインテリアになじむような、おしゃれなものを選びたいですよね。
また、機能性に優れたスリムなデザインを選ぶことで、省スペース・省エネルギーにもつながります。
デザインと機能性の両方を検討して選ぶとよいでしょう。
ウォーターサーバーで使用されている水の種類
ウォーターサーバーを自宅に設置すれば、いつでもおいしい天然水が飲めると思っている方もいるかもしれませんが、すべてのウォーターサーバーの水が天然水というわけではありません。
ここでは、ウォーターサーバーで使われている水の種類をご紹介します。
天然水
水に含まれるミネラル成分までしっかり得たい方や、自然由来のモノを身体に取り入れたい方におすすめなのが天然水です。天然水は、日本各地から水質が良好で水量も十分に確保できる水源地から厳選して採水し、ボトリングしたものを契約者の元に配達しています。
天然水に含まれるミネラル成分や水の硬度は、採水されている水源地によって異なります。
RO水
均質な水を飲みたい方や、新生児がいる世帯には、天然水や水道水をRO膜でろ過したRO水がおすすめです。RO水は、RO膜という微細なフィルターで天然水や水道水に含まれる不純物をミクロン単位まで取り除いた水です。
RO水の元になる水は、土壌の状況などによってミネラルの含有量が違いますが、RO水はミネラルを除去するので、品質はほぼ変わりません。
ウォーターサーバーの費用は水代だけじゃない!料金体系の把握が重要
ウォーターサーバー利用にかかる費用は、月2,000~4,000円ほどの水代だけではありません。
その他にも、以下のような費用がかかるケースがあります。(編集部調べ)
項目 | 費用 |
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サーバーレンタル代 | 最大1,000円ほど |
電気代 | 最大1,000円ほど |
サポートサービスの利用量 | 最大1,000円ほど |
配送料 | 最大300円~500円 |
その他、以下の項目も業者ごとに違うため、チェックする必要があります。
- 無料配送地域以外の配送料
- 契約期間内の解約料
ウォーターサーバー選びで失敗しないための注意点
ウォーターサーバーはどれも似たように見えますが、実際に利用してみると想像していたのとは違うというケースは多々あります。
どんなところに注意すれば良いのでしょうか。
ウォーターサーバー初心者が意外と気づかない注意点を紹介しています。
水の注ぎ方は大きく分けて3種類!片手間でも操作できるかがポイント
ウォーターサーバーの水の注ぎ方は、大きく分けて3種類あります。- ボタン式
- レバー式
- つまみ式
どのタイプが良いかは好みによる部分が大きいですが、例えばレバー式の場合、片手が塞がっている時にそのまま水を注ぐのは結構な難易度です。
特にこだわりがない場合は、両手がふさがっているシチュエーションでも上手く利用できるかどうかチェックしてみましょう。
給水口が低すぎないものを選ぶ
ウォーターサーバーの大きさもタイプによって様々です。背が低い人が届かないようなものはないですが、高身長の人が腰をかがめないと水を注げないような低いタイプは結構多いです。
ウォーターサーバーの利用は毎日のことですから、いちいち腰をかがめていると将来的に腰痛などを引き起こす可能性もあります。
家族の身長も考慮に入れて、利用しやすいタイプを選ぶのがおすすめです。
加熱機能が十分かチェックする
ボタン一つでお湯が出てくるのもウォーターサーバーの大きな魅力。今までヤカンでお湯を沸かしていた方は、その便利さに驚くことでしょう。
ただ、ウォーターサーバーから出るお湯は70~80℃くらいのものから90~100℃のものまで様々。
幅広いシチュエーションに利用するなら、90℃以上のお湯が出るものをおすすめします。
リヒート(再加熱)機能のあるもなら、サーバー内のお湯を再加熱できるため、必要な時だけより熱いお湯を使うことができるのでおすすめです。
小さな子供のいる家庭ならチャイルドロック機能は必須
チャイルドロック機能とは、子供が熱湯で火傷したり、水を出しっぱなしにしたりしないようにするために、お水やお湯を出すときにロックを外さないと取水できなくなっている機能のことです。チャイルドロック機能には様々なものがあり、お湯の注ぎ口にしかロック機能がついていないものもありますし、必要に応じてロック機能の内容を変えられるものもあります。
子供が水を出しっぱなしにして水道代がかさむケースは珍しくないので、出来れば冷水の注ぎ口にもチャイルドロックが付いているものをおすすめします。
水のボトルの容量を比較する
ウォーターサーバーは水の入っているボトルを取り換えて利用しますが、このボトルの容量はメーカーや商品によって異なります。少量パックを頻繁に交換するのは面倒にも思えますが、宅配の頻度はこちらで調整できるものも多いですし、衛生面から考えてもそちらの方が良いでしょう。
12L(12Kg)の大きなボトルだと女性が一人で交換するのはかなり大変ですし、更にサーバー上部にボトルを付け替えるタイプだと一人で取り付けが出来ない可能性があります。
定期メンテナンスの頻度を比較する
ウォーターサーバーも家電ですので、長年利用していると、多かれ少なかれ故障が出てくることもあるでしょう。場合によっては水が注げなくなったり、汚れなどがでてきたりして衛生的にあまりよくない状態になる可能性もあります。
こうしたリスクを防ぐため、ウォーターサーバー会社は定期メンテナンスを実施しています。
メンテナンス頻度は業者によってマチマチなので、出来れば点検を多くしてくれる業者を選びましょう。
水の配送ペースを比較する
ウォーターサーバーの水は業者が配送してくれますが、中には業者が決めたプラン内の頻度でしか配送してもらえないケースもあります。水をよく利用する家庭だと、パックを使い切った時に新しいパックがまだ届いていないというケースも少なくありません。
逆に一人暮らしであまり水を使わない場合、業者が最低限定めた配送パック数は必ず受け取らなければならず、使っていないパックが溜まり、その分お金がかかるということになる場合もあります。
届く水の量や頻度と利用量のバランスをチェックしておきましょう。
水の宅配方法の違いをチェック
水の宅配方法は大きくリターナブルとワンウェイの2種類に分かれ、それぞれメリット・デメリットがあります。種類 | メリット | デメリット |
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リターナブル(ボトル回収式) | メーカーのスタッフが配達してくれるのでその都度対応してくれる他、サーバーを定期的に交換してくれることが多い |
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ワンウェイ(ボトル使い捨て式) | ボトルを資源ごみで捨てられる他、サーバーがおしゃれで狭い場所にもフィットすることが多い |
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その他、蛇口に取り付ける水道直結型サーバーも人気です。
定額制なので一人暮らしだと少し割高になりますが、家族で利用するならおすすめです。
安いウォーターサーバーは天然水でない可能性もある
ウォーターサーバーの中には価格が非常に安いものもあり、「天然水がこんなに安く飲めるなんて!」と驚く方も多いですが、そもそもウォーターサーバーの水は全て天然水というわけではなく、RO水のものもあります。RO水とは、水道水や天然水をRO膜というフィルターでろ過したものです。
ろ過後は純水となり、飲む分には全く問題ないおいしさの水になりますが、天然水のように水本来の味を楽しめる訳ではないので、水の味にこだわりたい方の中には嫌がるケースもあります。
サーバーを選ぶ際は、使われている水がどういう水なのか確認しましょう。
ウォーターサーバーの導入はこんな人におすすめ!
ウォーターサーバーがあれば、冷蔵庫に水を常備する手間もお湯を沸かす手間も省ける一方で、月々の支払いや交換作業が手間に感じる方もいます。
しかし、ウォーターサーバーがあるかないかで今の生活が劇的に変わることもあります。
ここでは、ウォーターサーバーの導入がおすすめの方の特徴をご紹介します。
水道水を飲むとお腹が緩む方
冷蔵庫で冷やした水道水や、ケトルで沸かした水道水を飲むと、お腹が緩くなってお手洗いに行く回数が多いという方に、ウォーターサーバーはおすすめです。国内の水道水は軟水が多く、厳しい水質基準をクリアしているため、水あたりを起こすことは早々ありません。
しかし、水に含まれるさまざまな成分が腸を刺激して水あたりを引き起こすこともたまにあります。
胃腸が弱い方は自分に合う天然水を定期的に飲めるウォーターサーバーを探して使うといいでしょう。
水道水特有のにおいが苦手な方
水道水特有の塩素などの臭いが苦手という方には、ウォーターサーバーの水がおすすめです。ウォーターサーバーの水は、不純物を専用のフィルターなどでろ過したり加熱殺菌などをしたりしてボトリングされています。
天然水を使ったウォーターサーバーなら水道水の消毒で使用される塩素をもともと使用していませんし、RO水の場合も塩素は除去されるので、カルキ臭を気にせず水が飲めます。
ペットボトルの水を定期的に購入している方
コンビニやスーパーで天然水を購入した時、500ml1本あたり64~110円ほどの出費が発生します。購入本数が多いと荷物が増えて、帰り道が大変になることもしばしばあります。
しかし、ウォーターサーバーを導入していれば、定期的にメーカーから大量の水が入ったボトルが送られてくるので、わざわざスーパーやコンビニでまとめ買いする手間が要りません。
また発生するゴミの量も少ないうえ、リターナブルボトルを利用していれば、配送毎に配達員が空きボトルを回収してくれます。
ウォーターサーバー選びは慎重におこなうべし
毎日飲む水を変えることで、健康・美容に良い影響があった方は非常に多いです。
一方で、サーバー選びに失敗すると固定費の支払いで家計が圧迫されたり、無理な水交換で体を痛めたりするリスクもあります。
ウォーターサーバーは毎日利用するものだからこそ、この記事で挙げたポイント・注意点を参考にしながら、慎重に選ぶことをおすすめします。